AtCoder Beginner Contest 099
AtCoder Beginner Contest 099の解説です。
ABC099 旧版:
abc099.contest.atcoder.jp
ABC099 beta:
https://beta.atcoder.jp/contests/abc099/beta.atcoder.jp
解けた問題だけ解説をしていきますー
要項
AtCoder Beginner Contest 099
rated 1200
6/10(日) 21:00 ~ 22:40 (100分)
100-200-300-400 (4問)
ペナルティ: 5分
方針
全完
A - ABD
要するに、ならABC、ならABDです。
なのでならABCと、それ以外ならABDと表示すれば良いです。
B - Stone Monument
まず、西から本目の塔の高さはなので、本目の塔と本目の塔の高さの差はになります。
つまり、に対し東側の塔の本来の高さはであったことが分かるので、雪に埋もれている部分はとなります。
C - Strange Bank
解説は良く分からないのでDPで
まず、取り方はの全12通りです。
次に、これを取った時を考えます。
例えば、今10円で、まず1円を取ったら残りは9円ですよね。
この時、9円からの最小のとり方が分かっていれば、10円の時も分かるのではないかと考えます。
今、円持っているときの最小のとり方をとしましょう。です。
この時、です。
ということは、後はから順にまで求めれば答えが分かります。
計算量は、取り方が指数の逆、つまりの定数倍の範囲になるのでです。
D - Good Grid
まず、の時色を変える必要が無いので答えは0です。
そうでない時を考えます。
この時、まずの位置の色を決め打ってみましょう。
そうすると、の色もと同じ色になるので自動的に確定します。
ということは、で色を決め打てます。
これを同様にとで決め打つと、全ての場所において色を決め打った時の違和感の大きさが確定します。
後はこの3か所について、それぞれどの色にすると違和感が最小になるか求めることで答えが出せます。
これはですから、最終的にで答えが求まりました。
結果
oooo 4完(1000点) 65:14(0WA)
224位
感想
C問題が難しかった……愚直が次々落とされるので。
ただ、こういう問題は得てして漸化式を作れることが多いのでやってみると行けるかもしれません。
後、D問題は愚直だとですが、これは色決め打ちしたときの全マス検索なので、
こういう複数決め打ち→全部調べるは、逆に各々調べる→複数決め打ちにすると計算量が減ることが多いです。